2026-09-25
目の下のクマ、下眼瞼手術が適しているケースとそうでないケース

目の下のクマの原因は一つではありません。目の下の脂肪がふくらんで突出し、その下がくぼんでできた影が原因である場合は、目の下の脂肪再配置(裏ハムラ法など)を検討できます。一方、皮膚の色素沈着や血管の透け見えによって暗く見えている場合は、脂肪再配置だけでの改善は難しいことがあります。

ソレ美容外科の診療室です。目の下の状態は人それぞれ異なるため、カウンセリングで入念に確認した上でアプローチを決定します。
下眼瞼手術とはどのような手術ですか?
下眼瞼手術は、下まぶたの加齢によって生じた皮膚のたるみ、脂肪の突出、シワや凹凸などを改善する手術です。皮膚の余剰がなければ下まぶたの裏側(結膜側)からアプローチするため表面に傷跡が残らず、皮膚がたるんで余っている場合は、まつ毛の生え際の下を切開して余剰皮膚も切除します。ソレ美容外科では、下まぶたの弾力や皮膚の余り具合、脂肪の量、くぼみの程度を見極めて術式を決定します。

手術の流れを示したイメージイラストです。実際の手術場面や患者様の写真ではありません。
下眼瞼手術はどのような目元に適していますか?
目の下の状態によって期待できる変化は異なります。
· 目の下がふくらんで突出し、影になって見える目元 — ふくらみが軽減し、なめらかなラインへと整います。東アジア人913名を平均14か月追跡した研究では、「満足し再手術なし」と定義された全体の成功率は97.81%でした。
· ゴルゴ線や涙袋の下など、目の下の溝(インフラオービタルグルーブ)がくぼんで暗く疲れて見える目元 — くぼんだ溝が埋まり、影が薄くなります。232名を対象とした研究では、85%以上で溝が改善したと報告されていますが、移動できるだけの十分な脂肪が存在することが前提です。
· ふくらみとくぼみが混在している目元 — 余分な脂肪をくぼんでいる溝へ移動させ、高低差をならすことを目指します。
· 以前に目の下の脂肪取りを受け、かえってくぼみが目立ってしまった目元 — 残っている脂肪が触れる場合は、修正・補正を検討します。
ただし、溝の埋まり具合が不十分であったり、脂肪が残って再調整が必要になる場合もあります。前述の232名に関する研究では、約13%で溝の改善が不十分だったと報告されています。また、時間の経過とともに再び突出したりくぼんだりする可能性もあります。33編の研究を統合分析した結果でも、合併症の発生率は11.2%と決して珍しいものではありませんでした。
このような場合は別の方法を検討します
· 皮膚自体の色が暗い、または薄い皮膚から血管が透けて暗く見えている場合 — 脂肪を移動する手術の対象ではないため、他の治療法をご案内します。
· 頬までたるみが及んでいる場合 — ミッドフェイスリフト(中顔面挙上)の併用を検討しますが、腫れや回復期間がより長くなる可能性があります。
· 触れても確認できる脂肪がほとんどないくぼみ — 脂肪注入など、別の治療法を検討します。

左側は脂肪が突出して影ができている状態、右側は手術が目指す仕上がりを示したイメージイラストです。実際の患者様の写真ではなく、結果には個人差があります。
目の下はなぜふくらむのでしょうか?
韓国国内のCT分析研究によると、加齢に伴い眼窩骨(目の周りの骨)が後退し、脂肪を支えている薄い膜(眼窩隔膜)が緩むことで脂肪が前方に押し出されてきます。脂肪が突出するとその下の溝がより深くなり、影が濃く見えてしまいます。
副作用と術後ケア
手術後には以下のような症状や副作用が生じる可能性があります。
· 腫れ・内出血 — 手術部位に生じることがあります。
· 白目のむくみ(球結膜浮腫) — 一時的に起こりやすく、通常は3週間以内に治まると報告されています。
· 目の乾燥・異物感 — 一時的によく見られますが、術前からドライアイ傾向があった方は長引くことがあり、角膜の表面に傷がつくこともあります。
· 複視(物が二重に見える) — まれに生じることがあります。
· 下まぶたの引き攣れ・外反(アッカンベー状態) — 白目が見えやすくなることがあります。
· 脂肪の残存または過剰切除 — 凹凸や左右差、あるいはくぼみが強くなることがあります。
· 血腫(血の塊) — 手術部位やまぶたの内側に出血が溜まることがあります。
· まぶたの感覚の鈍化 — 一時的に生じることがありますが、通常は自然に回復すると報告されています。
· まれながら重篤なリスク — 感染、球後出血(目の奥の出血)、視力障害などが極めてまれに報告されています。
ソレ美容外科の3つの約束
· 責任執刀の原則 — カウンセリングから手術、抜糸まで、代表院長が一貫して責任を持って担当します。
· 徹底した感染管理の原則 — 器具の滅菌および診療空間の消毒を、決められた厳格なプロトコルに従い徹底して行います。
· 回復に寄り添う原則 — 手術当日は治療の終わりではありません。組織が治癒していく経過を計画的に確認・フォローします。
ご不明な点がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。お電話でのご相談:02-547-3351。通常と異なる強い痛みや急激な視力の変化を感じられた場合は、すぐにご連絡ください。回復経過は手術方法や個人の状態によって差があり、副作用が生じる可能性もありますので、詳細は診察時に専門医にご相談ください。
手術前にお知らせいただきたい事項
· 普段から目の乾燥がひどい方、または眼表面疾患がある方 — ドライアイが長引く可能性があり、涙の量が極端に少ない場合は手術をお勧めしないことがあります。
· 過去に目の周りの手術を受けたことがある方 — 目の下の脂肪除去(脱脂)を受けられた場合も含みます。
· 目が前方に突出しているタイプの方、または下まぶたのたるみ・緩みが強い方 — 下まぶたの位置が下がったり変形しやすくなります。
· 血液をサラサラにする薬(抗凝固薬など)を服用中の方 — 出血傾向に影響することがあります。
· 甲状腺疾患、緑内障などの眼疾患、糖尿病・高血圧、喫煙歴 — カウンセリング時に詳しく確認させていただきます。
よくある質問
Q. 目の下のクマは、手術を受ければなくなりますか?
クマの原因によって異なります。脂肪の突出やくぼんだ溝が作り出す影が原因であれば手術の適応となりますが、色素沈着や血管の透け見えが原因の場合は適応外となります。複数の原因が重なっている場合もあるため、まずは診察で見極める必要があります。
Q. 何歳から受けることができますか?
年齢よりも目元の状態を重視します。東アジア人439名を対象とした研究では、20代であっても脂肪の突出と溝のくぼみに対して手術を行った事例が報告されています。
Q. 目の下の小じわも一緒に改善しますか?
皮膚が余っており、まつ毛の下を切開して余剰皮膚を除去する術式の場合、無表情の時に見えるちりめんジワは軽減する可能性があります。ただし、笑った時にできる表情ジワはこの手術では改善できません。
カウンセリングおよびご予約のご案内